レッテル
レッテル
(1)メーカー・会社などが自己の製品であることを示すために、
商品にはりつける小形の札。
「缶詰の―」
(2)ある人や事物に与えられる評価。 ――を貼(は)・る
主観に基づいて一方的に評価・格付けしたり、分類したりする。
「問題児の―・られる」
+ + + +
清純派と呼ばれたアイドルが行方不明から一転。
容疑者と呼ばれ指名手配となった。
心配する人々の声は
数分の速報で一瞬にして変わった。
+ + + +
巷を上気した報道は凄かった。
容疑者となったとたん
手のひらを返した報道人やコメンテーター、人々の意見。
一瞬にして貼られた“レッテル”と大衆心理。
・・・恐ろしい感じた週だった。
あなたは自分をどれだけいい人間だと思いますか?
自分自身を知り、自覚していることはどれほどのものだろう。
ましてや自分と距離のある他者を見る人の目は、
確かめられない一部の視点での判断となる。
周囲に無意識に張りつけている“レッテル”は
鏡のように
自分自身にも張られていると気づいたら
人への評価もかわるのかもしれない。
他者の評価、他者への評価
翻弄されてしまう自分
子供の頃よく感じたことがある。
背が高く大柄というだけで強く見られ、頼られる。
学級委員になるからなんでもできる。。。
気が強くいつも自信に溢れた人。
その期待に応えられるよう、努力してもなれない自分。
周囲からの評価にいつも劣等感を感じたてた。
先日、友達と“自信のなさ”について話したら、
「いつも自信に満ち溢れてるようにしか見えない!」と大爆笑された。
・・・まあ落ち込んでるときは、引きこもるから解らないのも当然
人は、見た目で判断する。
どんなに身近な人であっても全てを知り理解することはできない。
家庭環境や身に起きた出来事、感情を話して歩くわけではないし。
自分自身のことさえ理解できているかどうか???
だから評価の多くは、自分にある何かを人に投影するのかもしれない。
人の噂も虐めも反応をせず、周囲の評価を気にするのをやめる
自分が望む自分を思い描くように行動する。
フィルターをかえ、行動をおこすと同じ世界が別な景色にみえてくる。
不幸と思っていたことは、
時間と共に経験というありがたい財産。
常識も価値もそれを扱う側しだい。
両親がいるから健全な環境なのだろうか?
片親だから愛情薄なのだろうか?
好きな仕事だから苦労がない?
いやな仕事も恩恵がある?
子供がいなくても育て上手な人はいるし
子供がいても親より自分の性を生きる人がいる
自分が自分のレッテルをはがしてしまえば
今いる世界に別な道がみえる。
今の時代、
選択肢が多いが故に大人の理念もゆらぎやすく
子供はその姿をとおして社会を見る。
与えられ確かめることなく情報を鵜呑みにしやすい時代。
全ての人の背後を理解することはできないから
自分自身が何を求めるかが大切になる。
翻弄される相手がいたら、時には距離も必要かもしれない。
エゴからはなれた自分のフィルター。
それを見つけるために
多くの人の中で、いろんな経験や価値に触れること。
自分自身の経験や体験から、感じたこと求めることを探し出すことは必要。
大人であっても
自分にとっての幸せ、そして、レッテルに惑わされない自分
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